料理を撮るなら知っておきたい光(ライティング)の基本

アサイーボウル

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1984年1月1日、長野県須坂市出身。東京都杉並区在住。カメラと散歩と読書とあんぱんが好きです!⇒詳しいプロフィールはコチラ

こんにちは!カメラマンのケイスケです!

この記事では、「露出補正」についてお伝えしますね。

写真は光によって作られるものです。
そして写真をとライティングは密接な関係があります。

 

フィルム時代からの常識として、
薄曇りのお昼前後の光は「ハイライトからシャドーまで自然なコントラスト」を表現してくれるため撮影に最適と言われいます。
適度ななめらかさを持つハイライトと、豊かで緩やかなシャドーを目標とされてきました。

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以下、自社で料理撮影をする場合、知っておいてほしい「光」の基本を伝えていきますね。

太陽光と人工光

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自然光の大部分は、人陽光です。
遥か彼方(約1億5000万km)から届く光を大気がディフューズ(光の拡散)するという、規模の大きなライテイングとも言えます。
すべてがこの自然光によって成り立っていると言ってもいいほど人類の源になっています。

 

ライテイングからみた自然光は、一時たりとも止まっていてくれない連続的に変化する照明です。
そのため使いにくい側面もあります。
それは、「場所、時間そして天候次第で大きく変化」してしまうからです。

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特に雲が流れているような気象条件下では、明るさ、色温度もめまぐるしいほど激しく変化してしまいます。
そのため「今測った露出がフォーカスを合わせている聞に変化」してしまうこともよくあります。
また、快晴時の太陽の直射光は、被写体のコントラストを高くしてしまい、そのままでは撮影しにくいです。

 

かって、北向き窓から光を取り入れて、白のカーテンと黒い遮幕で開口面積を調節して光質を変化させるスタジオが存在しました。
北向きの壁面全部や、屋根部分もガラス窓にして、自然光を取り入れるスタジオです。
それが、当時のライティングです。ライティングの原点ですね。

光の色

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光とは、太陽から届く電磁波の一部ことを指し、波長400nm(ナノメートル)から700nmの電磁波が目に見える光として知られています。
この可視光線のうち、400~500nmの範囲は青い光、500~600nmは緑の光、600~700nmは赤い光として大きく分類され、より波長の短いも紫外線、長いものが赤外線と呼ぱれています。

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可視光線がすべて混じり合っている光を白光と言います。
人の目には色は感じられません。
視神経同路が自動的にホワイトバランスをとってしまうためです。
そのため、太陽光の下で見る白紙も、電灯の下で見る白紙も同じ白い紙と認識することができます。

色温度

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太陽から地球に届く光は、季節や時間、そして天候などによって常に変化しています。
日が昇る前の太陽光とお昼時の太陽光では異なる色です。
曇り日と晴天でも光の色温度は大きく違います。

色温度とは・・・

絶対温度で表される物体の温度のことをいいます。単位はケルビンで、絶対温度(K)を用います。
ろうそくの炎、炭などが燃えている炎を観察すると、色の違う部分があるのがわかりますよね。
温度が低いところでは赤く、高いところは青くなっています。
色温度も同様に、色温度が低いと赤味が強く、色温度が高いと青味の強い光になっています。

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晴れた日の太陽光は5,000~6,000K、朝夕の太陽直射光は2,500~4,000K、北の空からの天空光や建物の日影は8,000~20,000Kと言われています。
実際の自然光というのは、季節や時間、天候、緯廈などの撮影条件によって変化しています。

 

デジタルカメラの撮影では、これらの光源に合わせた正しい色温度を設定することがー般的です。
忠実な色再現を求める場合は、このホワイトバランス設定は重要です。
しかしあえてホワイトバランスを変えることで、暖かさや冷たさ、安心感や不安感などのイメージを加えることもできます。

人工光

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天候や時間に制限がある自然光と異なり、いつでも安定した光が得られるが人工光です。
人工光の源は、トーマス · 工ジソンによる電球の発明、それを実用化したスワンによるタングステンランプです。
人工光は「ストロボ」「タングステン」「蛍光灯」「LED」などがあります。

ストロボ

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ストロボは、現在のスタジオ撮影光源の標準なっている機材です。
ストロボのメリットとして、色温度を一定のまま光量を変化させることです。
色再現性においては、他の照明機材に比べてはるかに優れています。
また、その光の性質が太陽光によく似ています。

スタジオ用ストロボは、商用交流電源を整流してコンデンサに蓄えておき、カメラのシンクロ接点からのシャッター信号によって、一気にキセノンチューブに流します。
数百分の1秒で放電させることで、大光量を得ることができます。

クリップオンタイプのストロボでは、カメラの露光制御と連動した多くの機能を利用できます。
コンパクトなので持ち運びも便利です。

タングステン

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かつては写真、映画、ステージの数々の名作がこのランプの光で撮影されていました。
デジタル一番レフの普及により、ライティングの主流もストロボに取って代わられてしまいました。
しかし近年、デジタルカメラのムービー撮影によってその利便性が再評価されています。

エネルギーの多くが熱になってしまうという欠点があります。

蛍光灯

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市販タイプから専用タイプまで幅広く、手軽な定常光として人気です。
フイルム撮影では、蛍光灯は色表現が難しかったのであまり使用されていませんでした。
しかし、デジタルカメラの恩恵を受け使用されはじめています。
色再現性もデジタル処理が補ってくれる時代となったからです。

LED

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省エネルギーでエコな照明器具として脚光を浴びています。
しかし撮影用照明機材としては、まだ発展途上です。
一番の問題点は色再現性求め、更に大光量を求めようとすると、高価で大がかりなものになってしまうことです。

LEDから出る光は熱を持たないが、光量の大きな機種では、駆動回路部分から相当の発熱があります。

アサイーボウル
 

5月27日(土)江戸東京たてもの園で写真の撮り方をお伝えします!

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